バナー制作を依頼したのに、なぜか成果が出ない。
修正が何度も続いて、気づけば当初の倍以上の費用がかかってしまった
——そんな経験はありませんか?
デザイナーとして多くのバナー制作に関わってきた中で気づいたのは、
うまくいかない案件には共通したパターンがあるということです。
この記事では、現場で実際に見てきた失敗談をもとに、
依頼前に整理しておくべきことを解説します。
準備不足の依頼が「なんかしっくりこない」を生む
デザイナーはエスパーではありません。
「かっこよくしてください」「いい感じに」といった抽象的な指示では、
どれだけ経験豊富なデザイナーでも意図を正確に汲み取ることは難しい。
結果として「なんか違う」「イメージと違った」という修正ループが始まります。
実際に経験したケースでは、目的の定義が曖昧なまま進んだ案件で、
修正回数が通常の3倍以上になったことがあります。
依頼者自身も「何が正解かわからない」状態になってしまい、判断ができなくなるのです。
この失敗は割と多く起こり、準備の段階で防げる問題であると思われます。
目的が曖昧だと、デザイナーも依頼者も迷子になる
準備の中で最も重要なのが「このバナーで何を達成したいか」という目的です。
一見当たり前に聞こえますが、「クリックを増やしたい」と
「ブランドを知ってもらいたい」ではデザインの方向性がまったく異なります。
クリック率を上げたいなら、訴求の強さと視認性が最優先です。
ブランディング目的なら、世界観の統一感が重要になる。
目的によってデザインの正解が変わるため、
ここが曖昧なままでは何度修正しても「なんかしっくりこない」が解消されません。
依頼前に確認・準備してほしいこと
- 成果の判断基準は何か(クリック率?売上?)
- このバナーを見た人に、最終的に何をしてほしいか
- クリック・購入・認知のどれが最優先か
掲載媒体とサイズは「後から決める」では遅い
「とりあえず作ってから考える」は、余計なコストを生みます。
GoogleディスプレイとInstagramではアスペクト比が異なり、
同じデザインをそのまま使い回すことはほぼできません。
後からリサイズや再制作が発生すると、追加費用と時間が生まれます。
依頼前に「どこに、どのサイズで出すか」を決めておくことは、時間とコスト両方の節約になります。
素材と参考イメージは「質」で選ぶ
素材(ロゴ・商品画像・人物写真など)は解像度が重要です。
低解像度の画像を渡すと、仕上がりのクオリティに直接影響します。
できる限り元データ・高解像度のものを用意してください。
参考イメージの共有も有効ですが、選び方に注意が必要です。
「好きなデザイン」と「目的を達成できるデザイン」は別物です。
参考画像を選ぶ際は、自分の好みではなく「このバナーの目的に近いか」を基準にしてください。
デザイナーとしての経験上、「デザインは気に入ったけど成果が出なかった」という事例を複数見てきました。参考イメージが好みの軸だけになっていたケースがほとんどでした。NGデザインを共有することも、認識のズレを防ぐうえで非常に有効です。
まとめ|準備が整っている依頼は、明らかに仕上がりが違う
多くのバナー制作に関わってきて感じるのは、
準備が整っている依頼ほど、スピードもクオリティも高くなるということです。
逆に、情報が少ない依頼ほど確認のやりとりが増え、完成まで時間がかかります。
バナー制作を検討している方は、依頼前に以下を一度整理してみてください。
- このバナーで達成したいことは何か
- 誰に見せるバナーか(具体的に)
- どこに・どのサイズで掲載するか
- 使える素材は何があるか
- 目的に合った参考イメージはあるか
この5つが揃っているだけで、制作のスタートラインが大きく変わります。
クリクルでは
クリクルでは必要であれば制作前にしっかりヒアリングから行います。
慣れていて、すでに作業の手だけを求めているお客様の場合は不要なヒアリングは省き、
速度や仕上がりを重視して制作いたします。
常にお客様に合わせて必要な対応を心がけておりますので、
まずはご相談からお気軽にご連絡ください。